購買率向上はネットショップの売上アップに欠かせない

購買率、コンバージョン率、楽天風に言うと転換率などなど呼び方はさまざまですが、
購買率はネットショップの売上を上げていく上で非常に重要な要因になります。 購買率とは、ページのアクセス数(PV数)に対して注文の入る割合を指し、計算式は購買率=注文数÷アクセス数で算出できます。 例えば、100アクセスに対して1件注文が入った場合の購買率は1%ですね。
商品力の強いネットショップや、売上が上がり始めた最初の段階は集客数を伸ばすことで順調に売上を上げていくことが可能ですが、 ある程度の売上規模から上を狙う場合や、そもそも購買率が低いショップの場合は広告効果が出づらいため 購買率対策の施策を先に実施する必要があります。

購買率アップ対策の種類

ネットショップの購買率・コンバージョン率を上げる施策は様々ですが、代表的なものを紹介します。

・商品・サービスの見直し

取り扱う商品自体の、人気、価格、希少性など、仕入れ商品の場合は他店ではなく自分のショップでエンドユーザーが購入する理由を オリジナル商品の場合は、競合する商品と比較してなぜその商品を購入するのかを明確にしましょう。 自店の強みを把握した上でそれをユーザーにわかりやすく伝えることが大事です。

・ユーザビリティーの見直し

ユーザーが購入しない理由を極力排除することが、購買率アップにつながります。 送料は他店に比べて高すぎないか?配送時間は?、即日配送は可能か?など配送面や クレジットカード、コンビ二決済などの決済手段がそろっているか?ギフト包装は可能か? 趣味の商品や、バストアップ、育毛などの恥ずかしい商品の場合にばれないような包装になっているか? など、ユーザーの立場で考えられる不安を先取りしてつぶしましょう!!

・商品画像の改善

食品を扱うあるネットショップでは、商品画像を変えただけで購買率が2倍に上昇しました。
商品画像が購入の判断に与える影響は大きいため、極力見栄えのよい写真を撮影するよう心がけましょう!
写真の与える影響は本当に大きいので、プロに外注するのも一つの選択肢として考えましょう。

・TOPページの改善

取り扱う商品や、ショップのスタイルによっては、商品ページよりもトップページのほうが購買率に与える影響が大きい場合があります。 ユーザーに与える信頼感や、購入してもよいかどうかの最終判断は最初のぱっと見の第一印象で決まっている場合が多いです。 また、取り扱い商品が多い場合はユーザーの用途にあった商品にすぐ誘導できるかどうかも購入のための重要な基準になります。

・商品ページの改善

商品ページにある程度アクセスがある場合に、もっとも売上に直結する改善手法です。 上記の商品画像もこの商品ページの改善のなかにも当然含まれますし、キャッチコピー、紹介文などのライティング など改善するポイントはさまざまですが、ユーザーの利用シーンをイメージさせるようなページになっていることが望ましいです。 最近では、LPOと呼ばれる広告掲載と同時に商品ページを改善する手法も人気があります。 楽天市場、ヤフーなどのモール出店店舗や、リスティング広告で商品ページに直接リンクを張っている場合は 商品ページの、構成やパーツの並び順、おまけを付ける、内容を変えるなどオファーを工夫しましょう!