ネットショップもSEO対策で集客を

SEO(検索エンジン対策)は、ホームページの集客方法としてよく立地に例えられます。
検索結果の1ページ目それも上位であればあるほどお客の多い場所に、お店を出店できるのと同様の効果を持つからです。
実際、集客やアクセス数というのは売上にダイレクトに反映する指数なので、SEO対策は売上を上げるための常套手段です。

STEP1.対策するキーワードを決める

SEOは、最初に対策するキーワードを決めるところからがスタートです。
初めに、ショップのターゲットとなるユーザーが商品を検索するようなキーワードの候補をリストアップしましょう。

次に、リストアップしたキーワードがユーザーに検索されている回数を調べます。 月間検索回数の調査にはフェレットやオーバーチュアのツールを使いましょう。 検索回数が多いにこしたことはありませんが、 検索回数の多いキーワードほどライバルも多いことはお忘れなく 例えば家具を扱っているお店の場合 「家具」や「ベッド」などは 検索回数は多いですが、競合サイトが多いため 検索エンジンでの、上位表示の難易度はかなり高いです。 「家具 通販」「ベッド 通販」などの複合キーワードや 「ヨーロッパ 家具」「ソファーベッド」など 検索件数は減りますが 対象の絞り込まれているキーワードが狙い目です。 月間で5000~10000回程度の検索数を目安にしましょう。

STEP2.SEOの内部要因対策を行う

対策するキーワードが決定したら、 次は、SEOの内部要因対策を行います。 内部要因とは、ネットショップ自体の構成や作りに関わる要素です。 yahooやgoogle等の検索エンジンは 検索のリクエストに対して、より最適なページに誘導できるよう 検索結果の並び順を決定しています。 電話帳の並び順は、あいうえお順なので、 電話帳で上に表示するのは簡単で、「AAA・・・」のような名前をつければいいのですが、 (引越し屋さんとかでありますよね・・・) 検索エンジンの場合は、多少複雑です。 しかし、一定のルールに従っての機械的なデータ処理になりますので、 ホームページの中で特定の箇所の比重を重くしているということが、わかっています。 SEOでは、検索エンジンの特性を理解した上で 自分のページ内の主要な箇所にキーワードを埋め込み、 自分のショップが、検索エンジンにそのキーワードと関連性の高いサイトと みられることが重要です。 その一連の作業を「SEOの内部要因対策」と呼びます。 以下が具体的な内容となります。

1.<head>から</head>の主要なタグにキーワードを挿入する
2.ページ内リンクのアンカーテキストにキーワードを含める
3.サイトマップを設置する
4.htmlのコードを軽くする
5.ページ内の文章(テキスト)量を増やす
6.ページからの発リンク(外部へのリンク)数を抑える
7.サイト内のページ数(コンテンツ量)を増やす。

STEP3.SEOの外部要因対策を行う

内部要因が、自サイト内の、htmlタグの記述など、ホームページ自体に含まれるSEOの要素を指すのに対し、 SEOでいう外部要因とは、ホームページの外でのSEO的な要素を指します。 ホームページ外の要因とは、他のホームページやブログ等から、 自分のショップに貼られているリンクの数と質のことです。 つまり、外部要因対策とは、 他のホームページから、自分のネットショップに貼られるリンクの数を増やすこと と 出来るだけ、質の高いサイト(ホームページ)から、リンクを貼ってもらうこと の2点です。 他のサイトから自分のサイトへのリンクを 「被リンク」「バックリンク」と呼びます。 また、このリンクの質に関して、 テーマの同じサイトからリンクされると効果が高いや ドメイン年齢の古いサイトからのリンクが重視されるなど 細かい部分は勉強していきましょう!

初心者の場合は、以下の方法から取り組んでみてください。

■ネットショップの外部要因対策方法
・自分でブログを開設し、そこからリンクを貼る
・ショップのランキングサイトにショップを登録する
・ソーシャルブックマークにショップを登録する
・他のサイトと相互リンクをする
・有料の被リンク提供サービスを利用する

月間検索回数の少ないニッチなキーワードであれば、 ページの内部要因対策をきちんと行った上で、上記を実行すれば 検索エンジンの上位表示も十分可能です。 ただし、Yahoo!の検索エンジンは特殊で 上位表示する場合は、Yahoo!カテゴリへの登録が必須です。 商用サイトの場合は、Yahoo!ビジネスエクスプレスを利用しましょう。