リピーター対策はネットショップの売上アップに欠かせない!

リピーター対策の概念を解説します。

■新規顧客の獲得よりも、リピーターへのフォローを手厚く!

顧客数が少ない中、収益を高めるには、既存顧客に何度もリピートしてもらうようにしなければなりません。
そのためには、選ばれるショップになること。
既存顧客にショップそのものを気に入ってもらい、「どうせ買うならこのショップで」と思ってもらえるかどうかが重要です。
そのための基本は、ショップの考え方や姿勢をしっかり伝えること。さらにコミュニケーションを密に取りながら、それを理解してもらわなければなりません。

まず手始めに、食材の産地見学会を定期的に行うことにしました。
商品ができるまでの流れや、どのような思いをもって生産者が商品をつくっているのか実感してもらうことができるからです。
その後、見学会参加者限定のメルマガやSNS、twitterなどのソーシャルメディアを活用し、顧客のコミュニティ化に成功。
そのうえで、ロイヤリティの高い顧客と、そうでない顧客を区別し、優先的に新商品のサンプルを送るなどして、
ロイヤリティの高い顧客への対応やサービスを手厚く実施していきました。


■ リピーターの重要性

例えば、あなたのサイトに毎日300人の新規訪問者が訪れているとします。その中から2%の人があなたのサイトに感心してリピーターになってくれたとします。すると100日後には600人のリピーターを抱えることになるのです。凄いと思いませんか?

ホームページは新規アクセスだけでは限界があります。アクセス数の壁を突破するためには、リピーター対策を完璧に施す必要があるのです。リピーター対策が完璧であれば、サイトは安定的な成長を続けることができるのです。


■ 単純接触効果で利益率もアップ!

リピーターの効果はアクセス数だけではなく、単純接触効果も得ることができます。単純接触効果とは「接触回数が多いほど、単純に対象に対する好感度が増す」というものです。

そんなことはないよ!と思うかもしれませんが、テレビCMのBGMやドラマの主題歌などで、最初は良くないと思っていた曲を、だんだん好きになっていくのも単純接触効果の影響です。

この単純接触効果で好感度が増すことにより、リピーターは「友達にサイトを薦めたり」「管理人の薦める商品を購入してみたり」「掲示板に参加してみたり」という行動をおこす可能性が高くなります。リピーター対策は新規アクセス対策や利益率対策にも好影響を与えるのです。


■ リピーター対策

1 管理人 or サイトに魅力を感じる!
まずはサイトの質、実績、管理人のキャラクターで訪問者のハートをつかむことが第一歩になります。

この条件を満たさないかぎり、いくら掲示板や日記などを設置してもリピーターを得ることは難しいでしょう。


2 リピートする目的!
とてつもなく素晴らしいサイトでもリピート(再訪問)する目的がなければ、長期的なリピーターにはなりません。

そこでリピートする目的を作りましょう。ベストはサイトの更新を続けることですが、サイト更新を高い頻度で続けることは難しいのでブログがオススメです。

また、更新状況や更新周期が明記してあると親切です。メルマガでは発行周期を示すことが当たり前にも関わらず、ブログでは更新周期を示さないのはなぜでしょうか?

最後に、掲示板は賑わっていないかぎりリピートの目的にはならないのですが、賑わってくればアクセス数がアクセス数を呼ぶ要素になります。


3 リピーターになる理由を考える!
自分のブックマークを見ながら、リピーターになる理由を真剣に考えてみましょう。ここで紹介している以外の理由が見つかるかもしれませんよ。

■ リピーターの寿命

一度リピーターになった人でも、飽きてしまったり、テーマに興味がなくなってしまうことでリピーターをやめてしまいます。

「リピーター獲得数」が「減っていくリピーターの数」を下回ったら問題です。そこで成長が止まってしまいます。

その時にはリピーター寿命を伸ばす対策を施すか、新規リピーター獲得数を増やす必要があります。


☆一言コメント リピーター対策は、新規顧客獲得よりもコストは安くすむのでお店にとってありがたい存在です。
大切にしていきましょう!